264 符号化 方式で映像信号を1/100 - 1/200に圧縮する装置が開発されている。なお HDTV の16倍の情報を処理するため、16系統(空間8分割・時間2分割)のAVC/H. 264 HDTV エンコーダ /デコーダユニット(1080/30P符号化装置)を並列動作させることでスーパーハイビジョン映像信号のリアルタイム圧縮エンコード/デコードを行っている [18] 。2009年度には新たに富士通研究所と共同開発した1080/60P対応の符号化装置8台(空間8分割のみ)を用いる事で符号化装置の削減と画質の向上、圧縮率の効率化を図っている。このSHVリアルタイム圧縮符号化装置は、2010年の「技研公開2010」で展示された [19] 。 圧縮後の帯域は、KDDIによると、 H. 264 で160Mbps、 H. 265 で80Mbpsが必要である [20] 。また、NHKによると、H. 264で200〜400Mbps、H.
技研公開2015 講演1 NHK技術局スーパーハイビジョン開発部 部長 三谷 公二 NHK では,スーパーハイビジョン(4K・8K)放送の早期普及に向けて策定された「ロードマップ」を踏まえ,2016年の試験放送開始を目指し,コンテンツ制作から送出・送信装置,受信装置に至る8Kスーパーハイビジョン(8K)設備の開発・整備を進めている。4K・8K放送を実現する高度BS(Broadcasting Satellite)デジタル放送方式では,大容量映像を効率よく伝送する新しい映像圧縮符号化方式HEVC(High Efficiency Video Coding)や,放送と通信が連携した多彩なサービスを可能とする多重化方式MMT(MPEG Media Transport)などの最新技術が採用されている。現在,これらの新しい技術を用いた8K送信・送出装置,および受信装置の開発を進めている。また,制作設備の整備に関しては,8Kの特徴を生かした魅力的なコンテンツを制作できるように,機動性の向上や効率的な制作環境の構築に重点を置いている。具体的には,3, 300万画素単板式小型8K カメラや,高速・大容量メモリーを採用した小型圧縮録再機を新規に開発した。また,現在,8K編集室や音声編集室などの局内設備に加え,最大10台のカメラを搭載できる8K中継車や,22. 2ch音響だけでなく,ステレオや5. 1ch音響の制作にも対応した音声中継車の整備も進めている。本講演では,2016年の試験放送に向けたこれらの取り組みを中心に,現在の8K設備の開発・整備状況を紹介する。 1.はじめに NHKでは,放送技術研究所を中心として,1995年からハイビジョンに続く次世代放送システムの研究開発に着手し,4Kの試作・開発 1) を経て,ハイビジョンの16倍の画素数を持つ8K映像と22. 2マルチチャンネル音響(以下,22.
1サラウンド放送のサイマル放送は3.
3/25 NHKスーパーハイビジョン試験放送にて 浮世絵EDO-LIFE(10) がご覧頂けます! 先日清順が江戸園芸研究家 小笠原左衛門之尉亮軒さんとフリートークで盛り上がった、 「浮世絵EDO-LIFE(10) 江戸"園芸"放談 園芸ブームの裏に○○あり?」をNHKスーパーハイビジョン試験放送にてご覧いただけます。 12月の本放送前にひと足早くご覧いただけるこの機会をぜひお見逃しなく。 [シリーズ概要] 浮世絵は江戸時代のリアルな生活記録の宝庫! あの名作をスーパーハイビジョンで覗いてみれば、ちょっと意外な風習や人々の息づかい、 美意識のディ テールが見えてくる! 浮世絵から江戸のくらしを読み解く、5分間の、新しい浮世絵鑑賞体験番組。 2018年12月からいよいよ始まる、NHKBS4Kチャンネルでの定時放送に先駆け、 スーパーハイビジョン試験放送にて放送開始! [今回の内容] その道のプロが、業界人の視点で浮世絵を見てみると、江戸のリアル見えてくる? 今回は、江戸時代にブームとなった園芸がテーマ。 なぜ長屋暮らしの庶民にまで園芸ブームが?ブームのカギは、おなじみのアレ? 江戸園芸研究家の小笠原左衛門之尉亮軒さんとプラントハンター西畠清順さんが、 浮世絵をみながら、江戸の園芸事情をテーマにフリートーク!
2020におけるスーパーハイビジョンの仕様 画素数: 7, 680×4, 320 アスペクト比: 16:9 標準観視距離: 0. 75H 標準視角: 100° 表色系: Rec. 1361 フレームレート: 120Hz プログレッシブ ビット深度: 10, 12 音響システム: 22.
1ch音響の制作にも対応できるよう設計している。 臨場感や没入感などの8Kの特徴を生かせる放送サービスの1つとして,スポーツやコンサート,イベント等のライブ中継が挙げられる。このような放送局外でのコンテンツ制作機能をより充実させるために,最大10台のカメラを搭載できる映像中継車や,車内に22. 2ch音響の制作環境を実現した音声中継車の開発を進めている。 以下では,これらの方針に沿って整備した(または開発中の)主な設備,および機材を紹介する。 5.送出・送信設備,および受信装置 送出・送信設備に関しては,電波産業会(ARIB:Association of Radio Industries and Businesses)で策定された高度広帯域衛星デジタル放送に関連する標準規格や,NexTV-Fで策定作業が進められている運用規定に沿って開発を進めている。8K試験放送用の送出・送信設備の全体構成図を 4図 に示す。 この構成は,BS17chを使って8K放送1番組または4K放送2番組のマルチ編成の放送が可能な構成であり,音声は同時に22. 2ch,5.
NHKが4K・8Kスーパーハイビジョンの試験放送開始 NHKが4K・8Kスーパーハイビジョンの試験放送開始 その他の写真を見る (1/ 3 枚) NHKは1日、高精細な次世代放送「4K・8K(スーパーハイビジョン)」の試験放送をBSで始めた。今後、リオデジャネイロ五輪中継や独自番組などを試験的に流す。 試験放送を受信できるテレビはまだ市販されていないため、NHKは全国の放送局などに専用の8Kテレビを設置し、来場者に公開。また、リオ五輪期間中には東京、大阪の計6会場でパブリックビューイングも実施する。 東京都渋谷区のNHK放送センターではこの日、記念式典が開かれ、NHKの籾井勝人会長が「この機会に臨場感あふれる映像と音声を実感してほしい」とアピール。午前10時には、PR番組に出演していた女優の葵わかなさん(18)らとともに「放送開始」をイメージしたボタンを押し、放送史の新たな一歩を祝った。 4Kはハイビジョンの4倍、8Kは同16倍の画素数を持ち、きめ細かい映像と立体的な音声が特徴。試験放送には12月から、NHKや民放、メーカーなどでつくる「放送サービス高度化推進協会(A-PAB)」も参加する。