(3歳 女の子、7か月 男の子のママ) 脳に影響を及ぼす 高熱を伴う病気 解説:白石裕子さん 風邪などで免疫反応として起きる高熱が、脳に障害を起こすことはまずないと言われています。 脳に影響を及ぼす病気には髄膜炎や脳症などがありますが、これらの病気が高熱を伴うため、「高熱イコール脳へのダメージ」と誤解されることが多かったようです。 中でも、容体が急変する子どもの脳の病気として恐れられてきたのは、ヒブや肺炎球菌などを主な原因とする「細菌性髄膜炎」ですが、現在は、これら2つの菌に対してワクチンが定期接種となり、激減しています。 熱の高さよりも、本人の状態を見極めることが大事です。 昔は、赤ちゃんに高熱が出ると、比較的元気でも急変することがありました。その場合、髄膜炎が隠れていることが多く、絶対に早めに受診したほうがいいと言われていました。今は、予防接種でかなり少なくなっています。そうした病気がゼロになったわけではありませんが、そのような場合には機嫌にもはっきりと表れますので、むしろ、熱の高さより本人の状態を見極めることが大事です。 赤ちゃんが熱を出したとき、冷やすの? あたためるの? お祭りに連れて行った後、初めて39度の高熱を出しました。いきなりの発熱でびっくりして、とりあえず冷やしたほうがいいと思い、保冷剤をタオルに巻いて、首に当てて寝かせました。そのときは気持ちよさそうに寝て、翌日には熱も下がりましたが、本当にそれでよかったのか今でも分かりません。大人はあたたかくしてたくさん汗をかいて熱を下げるのがいいと聞くけれど、本当はどうなのでしょうか。 ママ友は「薄着にして寝かせるといい」「がんがん冷やしていい」と言いますが、おばあちゃん世代は、「あたたかくさせなきゃダメよ」と言います。赤ちゃんの発熱、冷やす? あたためる?
同居している母からは、「熱があるときはお風呂に入れないほうがいい」と言われます。汗もかいているし、元気はあるし、お風呂に入れてもいいのでは、と思うのですが実際にはどうすればいいのでしょうか。 (6か月 女の子のママ) 医学的観点からは「お風呂はダメ」ということはありません。 医学的観点からは「発熱時のお風呂はダメ」ということはありません。どこかに腫れがあるときなどは温めると腫れがひどくなることもありますが、それ以外には、ぬるめのシャワーでサッと流すといいと思います。 世代によって熱が出たときの対応が異なるのは、住宅構造の変化も影響していると思います。 1、2世代前までは多くが木造建築で、冷え込み方が今と全く異なっていたので、お風呂上がりの湯冷めも心配だったのではないでしょうか。熱いお湯に入って、寒い思いをして湯冷めしてしまうと病気にはよくないから、「お風呂はやめたほうがいい」と言っていたのではないかと思います。 子ども医療電話相談#8000 みなさんは「#8000」を知っていますか? 「子ども医療電話相談」と言って、夜間や休日、子どもの病気やケガで困ったときの相談窓口です。 「#8000」でママ・パパなどから相談を受けるのは、看護師や小児科医。 一体、どんな点を大切に、相談を聞くようにしているのでしょうか? 今回、「#8000」の相談員向けの研修会で「電話相談トレーニング」の様子を見せていただきました。 <模擬電話相談の様子> (相談員)はい、小児救急電話相談です。 (親)すみません、子どもが昨日から熱が出て⋯⋯。39度あるのですが、解熱用の座薬を使ってよいのでしょうか⋯⋯。 (相談員)今回は、座薬の使用についてのご相談ということでよろしいですか? (親)えっとー、あ、はい。 口ごもる様子に、相談員がひとこと。 (相談員)お母さん、ほかに何か気になっていることがあるんですか? (親)夫がとても心配していて、病院に連れて行ったほうがいいんじゃないかって言ってるんです。 (相談員)お父さんが心配されているんですね。お子さまの様子をもう少し教えてもらってもいいですか? 相談員は、親が本当に聞きたいことを探りながら、必ず、子どもの全身状態を確認します。 (相談員)今お子さまはどんな様子ですか? (親)熱はあるんですけど、夕飯に少しおかゆも食べられましたし、今はよく寝ています。 (相談員)熱があっても、機嫌が悪くなくて、眠れているのでしたら、ちょっと安心ですね。 (親)今、病院に連れて行かなくてもいいですよね?
日常であらゆる事柄に刺激をうけやすいHSPは 本来必要でない情報や感情で脳が破裂寸前。 1を見て100を感じるHSPですから、 大胆な言い方をすれば、残りの99は脳内の毒素とも言えます。 察することは大人としてある程度は必要だと思いますが、 現物1に対して99は多い。 上記の参考文献をもとにわたしなりに派生させると出てくる疑問。 HSPの脳は圧倒的な数の毒素を洗い流す作業に追われているのか?