外壁・屋根塗装の工程は、一番最初のシーラーなどを1回塗りとして、その後に中塗り1回、上塗り1回の合計3回塗りします。この工程を守らず、シーラー1回、上塗り1回の合計2回しか塗らない手抜きをする業者もいます。 これを防ぐため、中塗りと上塗りの色を変える方法があります。例えば、中塗りに黒、上塗りに白など色を分ければ、素人でも塗り残しや意図的な手抜きに気付けます。 元々は、マンションやビルなどの大型物件で、色々な職人がごちゃまぜになって作業するときに、手抜きを防ぐために始まったと言われています。それを住宅にも応用して、小冊子や広告などで「塗装業者を見極めるたった一つの質問」など書かれたことにより、一般住宅でもこの手法が広まりました。 しかし、色変えはメリットが大きいと思うかもしれませんが、デメリットの方が大きいです。 複数の優良業者に確認しましたが、全ての業者が色変えは推奨していませんので注意してください 。 色変えがダメな理由 耐久性が悪くなる 色変えをすることで、中塗りと上塗りの付着が悪くなることがあり、耐久性が悪くなります。また、色変えのために中塗りに使う塗料を、在庫塗料を使ったり、その場で顔料を混ぜて色を作ったりすると、塗料が持つ本来の性能が落ちるので、耐久性が悪くなります。 無駄な費用がかかる 色変えで在庫塗料を使わない場合は新規で注文します。塗料は、0. 5缶で買うことはできないので、色変えをすると中塗り2缶(実際に使うのは1. 5缶分)、上塗り2缶(実際に使うのは1. 5缶分)の合計4缶発注しなければなりません。こうなると、中塗り0. 5缶分、上塗り0.
水性塗料を使うときの注意点 水性塗料は水で落ちるので、屋外で塗装する際は雨の日を避けましょう。1度にたくさん塗料をつけてペイントするとなかなか乾かず、シワ・ひび割れ、ムラの原因になります。 また、水性塗料は水で落ちやすいとはいえ、乾くととれにくくなるので汚れてもいい服装でペイントしたほうが安心です。手や服についてしまった場合は、塗料が乾く前に水・ぬるま湯で洗い流す、濡らした布などでふき取りましょう。 水性塗料をペイントする道具と基本的な塗り方 塗料をつけてペイントする道具にはローラー、刷毛、コテバケがあります。ローラーとコテバケは広い範囲、刷毛は狭い範囲や細かい部分で使い分けます。特にコテバケは、ペイント初心者でもムラなく均一に仕上がるのでおすすめです。スポンジでも代用できます。 水性塗料を塗るときは、まず塗料をしっかりかき混ぜます。塗料の成分が沈んでいることがあるので乾き方や色のムラが出ないようにするためです。混ぜ終わったら、ざっくりと全体に塗り、横方向・縦方向に平行に塗っていくとキレイに仕上がります。厚くペイントしたいときは、1度に大量に塗料をつけるのではなく、その都度乾かしてから塗り重ねていきましょう。 水性塗料の具体的な種類は? 種類 特徴 水性ペンキ 液体。木目を消すようにしっかりペイントできる。カラフルに仕上げやすい。 水性ステイン 液体。重ねる回数が増えるにつれ色の変化が小さくなる。木目を活かした塗装ができる。木材の中に染みこませて着色。塗りムラが残りにくい。 水性ワックス 個体。重ね塗りでも薄い着色に。木材の中に少ししみ込み、表面にも膜を作ってコーティングする。 水性ニス 液体。重ね塗りで濃い着色に。表面に膜を作ってコーティングする。 水性塗料には、ペンキ、ステイン、ワックス、ニスといった種類があります。ペイント初心者でも簡単に仕上げるなら、着色の水性ニスを2度塗りするのがおすすめです。もっとキレイな見た目にするなら、ペンキやステインで着色した後に透明のニスでコーティングしましょう。 初心者なら水性塗料で小さなものからDIYペイントしてみよう! 水性塗料はニオイが少なく、水で洗い流せます。カラーバリエーションが多く配色も楽しめるので、初心者の方におすすめの塗料です。 何をペイントしようか迷ったら、まずは小さいものからスタート。100円均一の木製インテリアや市販のコンパクトな収納ボックスから塗装してみましょう!
DIYペイントの色選び 色で異なる隠蔽力の違い ペンキの隠蔽力(いんぺいりょく)とは、下地を透けさせない度合いのことです。同じメーカーの同じ商品でも色によってこの隠蔽力が大きく異なります。隠蔽力が高い塗料は1回塗りでもきれいな仕上がりになります。 隠蔽力は顔料の濃度で決まる 顔料とは色のついた小さな粒子です。この数が多いほど色の密度が高くなるため下地の色を隠す能力が高いのです。 隠蔽力が最も高い色は黒 黒い顔料の作り方は2種類の方法があり、赤・黄・青の3つの顔料を使って黒を作る方法と黒そのものの顔料を使用する方法の2種類です。 どちらにしても黒色の顔料の力は強く、薄くペンキを塗っても下地の色を隠す力があります。これは、黒い紙と白い紙はどちらの方が光を通しやすいかということと同じです。 隠蔽力が最も弱いのは白? 答えは白ではなく黄色です。黄色の顔料の隠蔽性は弱いのです。 もちろん、塗料のうち顔料の割合を高くすれば隠蔽力は上がりますが、樹脂成分の割合が減るため、弱い塗膜になってしまいます。黄色の次に隠蔽力が弱いのが赤です。 薄い黄色が最も隠蔽力が弱い? 薄い黄色というのは黄色の顔料が少なくなるためより透けそうな気がしますが、白の顔料が含まれるため隠蔽力は高くなります。 隠蔽力が弱いのはパプリカのような発色のよい黄色と赤なのです。 隠蔽力が弱い色をきれいに塗る方法 たとえば、黒いヘルメットを明るい黄色にスプレーペイントしようと思っても黄色のスプレーだけでは絶対にきれいになりません。 ひと手間加えることにより、きれいな黄色にすることが出来ます。その方法は、白色で下塗りすることです。 下塗りなので真っ白にしなくても大丈夫。全体的にある程度白くなっていれば下塗りは十分です。その上から黄色のスプレーをすると全く発色の異なる色になります。 黄色の塗料だけで何度も重ね塗りすれば黄色くはなりますが、白と黄色の両方を用意する方が、手間もかからずコストも安く抑えることが出来るのです。 RESTAのペンキ・塗料 充実のラインナップ ペイント教室 学科編 実技編 - RETURN - ペンキTOPに戻る
5缶です。0.
質問日時: 2008/01/25 07:19 回答数: 1 件 DIY全くの素人です。 表面が結構ツヤツヤした感じの茶色と緑色に塗装されている本棚を 白色に塗装したいと思い立ちました。 そこで質問なのですが (1)既に塗装されている塗料を落とす(やすりなどで削り落とすなど)必要は あるでしょうか? (2)スプレー缶塗料がお手軽で綺麗に塗装出きると聞いたのですが 本当でしょうか? (3)上手くやれるノウハウなどお聞かせ願いたく よろしくご教授お願い致します。 No.