日本の救助隊の持つ高い救助技術は、日本国内だけでなく世界各国からも高い評価を受けています。高い救助技術を保持・向上させるために欠かせないのが、日ごろの訓練です。今日は、救助隊が行っている基本的な訓練の内容について紹介します。 日本の消防組織を支える、高い救助技術を持つ救助隊員 救助に特化した活動を行うチームが救助隊 日本の消防組織は、総務省消防庁以下、自治体ごとに消防局本部を持っています。そして、自治体にある各消防署には消防職員が配備され、日々の任務にあたっています。 消防職員の中でも、主に救出・救助活動に特化しているチームが救助隊です。どこにいても分かりやすい、国際色であるオレンジ色の活動服を着た隊員たちです。そして、救助隊員たちは、日々の鍛錬を欠かさない為に、毎日厳しい訓練を行っています。 隊員たちは、どこで訓練を行っている? 救助隊員たちの救助活動の為の訓練は、主にロープやカラビナ、はしごなどの資機材を使用したものとなっています。また、様々なシーンに応じた救出活動を行わなければいけませんので、訓練内容の救助シーンに合わせた設備が必要になります。 救助訓練を行う施設は、ほとんど消防署内に訓練設備として備え付けられています。ですが、都市型の消防署の場合高度な訓練を行う為の設備がない場合があります。この場合は、近隣にある大きな訓練施設を備えている消防署に出向き、訓練を行います。 自治体によっては、訓練のための専用施設や訓練場を設けている事も多いです。 基礎的な訓練 救助錬成訓練とは?
はしご水平救助についてお聞きします。 先日、はしご水平救助(第一法)の訓練を行いました。その後の検討会で問題点、疑問点がありましたので、皆さんの知恵をお貸し下さい。(あまり良い案がでなかったので・・・)①平担架がないのでバスケット担架を使用したのですが強度的に問題はないのでしょうか? ②担架をはしごに結着する際、小綱2本を使用し、左右1本ずつダブルの巻き結びで結着しました。しかし、本を見ると小綱1本で左右にシングルの巻き結びで結着してありました。どちらが正しいですか?詳しく教えて下さい。ダブルだと強度が増して安全性が高いと思うのですが・・・←説明が下手ですみません。 ③救出時、はしごの基底部を壁面に近づけるのですが、はしごの構造上、いしづきを壁面にくっつけるのは不可能で、そのままはしごを倒すと基底部が動いて大変危険でした。解決策として、いしづきと壁面の間に角材を置いてはどうか?という案が出ましたが安全性は大丈夫でしょうか? ④救出時、頭部をやや高めに保つとありましが、実際にやってみると、どうしても頭部が下がってしまいます。はしごに結着するのは足側ですが頭部側を結着したほうが頭部を高めに保つ事が出来ると思うんですがダメでしょうか? ⑤はしご水平救助での禁忌があれば教えて下さい。 私の消防署は6人勤務です。 質問日 2011/04/14 解決日 2011/04/29 回答数 2 閲覧数 18821 お礼 0 共感した 2 ①バスケットの強度にもよりますが、救助用ですので問題ないです ②どちらでもいいと思います ③現場に角材は無いと思います。最初からはしごを裏にするか、30度くらい倒したところで基底部を壁体に移動させる。 ③頭から外に出ると要救は大変怖いです。足を結着しても出来ますので訓練次第です。 ⑤かなりのスペースが必要と壁が垂直で庇がないことくらい?
FIREMANの48の救出技のひとつ 水平救助第1法の内容を 教えちゃいましょう。 こなーーだの当務 出動の合間に、やった内容デーーす。 ほん じゃー 水平救助第1法とは何じゃらほい? 高所から低所に BS(バスケットストレッチャー)もしくは平担架に 要救助者をのせて水平をたもっちゃったまま 地上まで救出する技なんでっせーー こーーーんな感じ→ そんでもってねーー 救出資器材も 三連はしご、ダブルのロープ(はしごの長さから20mは必要) スリング2本、BSもしくは平担架 こんだけでっせーー すくなーーーい! 開口部の幅が狭くて、はしごを倒す位置が、はしごの長さ分ある場合や 開口部の高さがBSの高さしかなく、はしごを倒す位置が、はしごの長さ分ある場合 に、救出する技なんです。 救出できる高さは 7mもしくは8mですな。 三連はしごの長さにより違うんですな。 はしごを倒す場合ですな 高所の隊員がほぼ確保し 低所の隊員は横さんを引っ張りながら救出ですな。 ということは? はしごを反転して救出ですな。 最新の三連はしご(3連、2連同時伸長のできちゃうはしご)は反転しなくても 倒すほうは、横さんのあるほうだよーーだ。 高所の隊員が確保緩めすぎたらどうなっちゃうかちゅーーと 低所隊員が横さんを握ることができずつぶれるんですな。 重すぎて手が出ないんですな。 経験済みなのです。 基底部は壁があるとラッキーなんですが 無い場合は ずれて壁にあたるのをまって救出ですな。 なら、ねーー 壁が少し遠い場合は、 壊れないものを置くとかーー 基底部にロープを結び 壁とは反対側に結着するんですな。 アイデアです。 何で壁に基底部をつけるの? ただ、、、、安定するからだよーー ほん だけ 救出にはいちゃえば最低二名で救出できるんですが 高所で作業するには最低3名はほしいですな。 おおおーーと わすれてたーーー 要救助者の頭部は確保ロープ側でっせーーー 高所の隊員が主に確保するんですから BSが絶対斜めになるからでっせーー 頭部をはしご側にして救出 すると おせっかいな 高所隊員が 「おっ!」 頭がさがってる と思ってですなーーー 足側を下げるんですなーー そーーするとですねーーー 低所の隊員がですねーーーー 「ぬおぉぉぉっぉぉおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおっぉりゃーーーー!」 となるわけです。 くれぐれも注意してください。 経験済みですな。 経験は訓練で 経験は 自分の力に 失敗は 失敗したことは 後輩にも教えれるんですな。 失敗してないことは 気づかないんですな。 と言う こなーーだの 訓練でした。